2005年11月

次に繋がるために

ao051123.jpg花もすっかり茶色になり、干からびてきた紫苑。

でも、枯れた花の中では、次へ命を繋ぐための準備が始まっていたんだ。

ひとつだけ摘んで中身を見てみたよ。

 

tane051123.jpgこうしてみてみると、タンポポの種と、とっても似ている。
種の部分は、まだとっても細くて薄くて。
熟化は、まだこれからなのかな。

庭に植えられている紫苑は、もう地上に延びた部分は剪定されている頃なんだ。
けれど、自然のなかで自生する紫苑は、だれも剪定はしないから、この部分がもっと熟して重くなった頃に、風に乗り種は遠くに旅に出る。

その中の一つだけでも、地上に根付くことを願って。

根をしっかりと地に付けた紫苑は、自らも来年の開花に備えて根を成長させ、役割を終えた花は種となり、次の世代を残していくんだね。

花はなお......

ao051101b.jpg結局、蒼ちゃんは花びらを散らすことなく、花の時期を終えました。

主な花の脇から、小さなつぼみも出ていたけれど、もう時期を過ぎたのか開かないまま、開花した花と共に紅色に退色していました。

 

まだ色が残っている白も、もうすぐ蒼ちゃんのようになるんだろうね。

haku051101.jpg白の写真を見るとよくわかるけれど、花をつけた株は、葉っぱの色も、濃い紅色に変化しつつあります。

今夜renは、すでに枯れていた十枚くらいの葉っぱを抜きました。
そのとき、紫苑の葉っぱの中に、枯れ葉に擬態した一匹の蛾を見つけました。

きっと紫苑の葉っぱがお布団代わりなんだろうな。
そのくらい、季節は寒くなったってコトだね。

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