紫苑の小ネタ

紫苑の種から新芽が!

紫苑の芽が出て2ヶ月が経ちました。

そして今日、嬉しい報告が出来ます!

aojr100602.jpg昨年だめもとで収穫した種を植木鉢に蒔いて一冬越していましたが、なんとそこから見事新しい紫苑の芽が出ました!!

この芽の元になったのは背の高い蒼ちゃん。

実は、そう簡単には発芽しないと思ったrenが、ラッパ水仙を植えていた鉢に種をまいたので、水仙の葉を切るまで、発芽していることに気が付かなかったんだ。

庭で3月に新芽を確認した時、鉢には水仙しかなかったらしいんだ。だから、やっぱ無理
だったか、と思っていただけに、この変化はrenも相当嬉しかったみたい。

ren:「自然の成り立ちのまま、放置ってっていうのが成功の鍵かな??やっぱり過保護はダメだよ、過保護は!!(笑)」

せっかく種で発芽した蒼ちゃんJr.なので、今年はこの鉢で育てるんだって。ラッパ水仙には悪いけど、一度球根を掘り起こすみたいだよ。

そして、シオンの庭の蒼ちゃんと白。

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葉っぱの数は去年よりも倍以上、そして順調な伸びを見せていますが、やっぱり葉の色は薄め。

植え替え後2年目ですが、狭い範囲にこれだけ増えると、やっぱり根っこは土の中でひしめき合っているだろうね。

そしてちょっと余談。

"醜草"といわれるだけあって、やっぱり紫苑の花は、どんな環境でもがんばって大きくなるんだなぁ、って思っていたら、renが一言。

ren:「どんな環境でも成長するなんて、君と同じじゃない。やっぱりこの命名には運命を感じるねぇ。まぁ全てはシオンつながりってことで!」

......思いつきで付けられたこの名前には、確かに何かを感じるけれど......でも、フィクション(小説)とはいえ、設定であんまり無茶ぶりされても困っちゃうから、お手柔らかによろしくね。

紫苑と名月

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昨夜は十五夜でした。

年に一度、しかも月の位置と紫苑の花が、他の建物環境に影響されない条件となると、なかなか納得いく構図での撮影できないと、renは遅い時間まで頑張っていたよ。

この夜は雲も多くて、幻想的な写真はいくつも取れたけど、使えそうなのは何十枚も撮影したうちの1~2枚がいいところ。

デジカメのマニュアル機能の限界を考えれば、まぁ、そんなもんだよ。

なんといっても、肉眼で移る記憶の画像には、敵うわけないものね!

深まる秋

sion080928.jpgこんにちは。
この数日は、ぐっと気温も下がってきて、秋が一段と深まってきたみたいだよね。

紫苑の庭も、そろそろ終盤の様相を見せています。

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今年は台風の直撃はなかったけれど、気圧の乱れが多くて大雨や暴風という悪天候に見舞われて、蒼ちゃんは前かがみに。

 

そもそも蒼ちゃんは背が高いので、花が完全に開いてくると頭でっかちになって、どうしても倒れやすくなってしまうんだ。

ao080928b.jpg去年、柵からはみ出した蒼ちゃんの分身。
こちらもキッチリ花をつけてくれました。

そして花の見ごろを過ぎた白の様子。

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黄色の部分がほぼ開いてるの分かるよね。
花が咲いてしまうと、この黄色の部分が熟していき、中で眠る種を育て始めるんだ。

多くの虫たちを呼ぶため、競うように鮮やかだった花は役目を終え、たくさんの栄養を種に運ぶ為の準備を始める。
花びらは枯れ、葉も退色し、植物は種を育てることだけに全ての力を注ぐ。

そうやって生き物は皆、次の世代へと生命を継いでいくんだ。

haku080928b.jpg

 

発見!!
みっしり生えた葉の間に、隣の木いちごの新芽が伸びていたんだ!

木いちごも紫苑と同じに山に自生できる強い植物。
負けじと自己主張しているみたいです。

でも。

この後、renに抜かれちゃったけどね。

今が旬!

綺麗に咲きそろった紫苑たち。まずは白から。

haku080917a.jpg白は密集して咲くから、舞妓さんのかんざしみたいです。きれいでしょ?

haku080917b.jpg 全体はこんな感じ。

次は蒼ちゃん。大きく成長したのは一本だけ。そして低めが4本。

ao080917b.jpg蒼ちゃんの花をクローズアップしてみました。

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真ん中の黄色いところにも、ちっちゃな花があるの、見えますか?ここが一個一個みんな種になるんだよ。

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まだつぼみもたくさんあって紫苑にとっては今が一番イイ季節です。

またね。

10月の半ば辺りから、立ち枯れの状態に入った紫苑の花は、花びらの退色と共に、種を飛ばすための準備に入っていました。

ao071126a.jpg←1  ao071126b.jpg←2

画像1のように初めは少し紫ががっているものが、次第に黄土色に変化(画像2)し、綿毛のようなものが見え始めてきます。

ao071126c.jpg←3  ao071126d.jpg←4

さらに時間が経過すると、タンポポが風に乗せて種を飛ばすように、紫苑もまたいろんな場所に旅立ちます。(画像3・4)

でも、強い風じゃないと、飛距離はなかなか伸びそうもないね。

ao071126e.jpg(写真の矢印)

花を失っても、紫苑は秋の青空にまっすぐ向かっています。


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このあとrenが根を休める為に、立ち枯れた茎を抜きました。
また来年、きれいな花を咲かせてね。白と蒼ちゃん!

意外な展開

花も枯れて、葉も黄色身を帯びてきました。
そろそろ株も切り戻しの時期。
特に蒼ちゃんは背が高くなったので、このまま立ち枯れするのも哀れっぽいなーとren。

でもね。
蒼ちゃんのはっぱの付け根には、こんなことが起きてました。

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ren:「おー!花がさいてるぅーー!」

脇から花芽が伸びて花が咲くのはあることだけど、もうすっかり花の時期を過ぎたこの季節、思い出したように、花を咲かせた蒼ちゃん。

まだもう少し待って、って言ってるみたい。
これじゃさすがに切れないよ......ね

嵐が過ぎ去った後

一週間後、だいぶ花の勢いはなくなってきました。

 

ao061010.jpg7日の台風に押し上げられた前線の影響で、風の吹いた方向に思い切り傾いた蒼ちゃん。

強風と豪雨の中、renが何とか支柱を補強して折れることはなかったけれど、満開だった花が雨で重くなったのも手伝って、そばにあるベンチからでもこんな写真が取れるくらい、花頭が下がってきました。

「来年は支柱を強化しなきゃね。でも、花数増えたら、今回みたいに一本一本は無理だなぁ」

renは苦笑いです。

成長しすぎなのも、困っちゃうね。

蒼ちゃんの花

060928a.jpgいつも見上げた状態しか撮影できないのはやっぱりもったいない。

ということで。

お隣さんに脚立を借りて、蒼ちゃんの姿を上からとってみたよ。

どう?

白とは全然違う印象でしょう?

去年は1本だけしか花にならなくて、さすがにもったいなくて切れなかったんだけど、今年はそばで見て見たいな、ということもあって......。


060928c.jpg蒼ちゃんの株一本だけ、renの自宅玄関へ。

でも、renが一言。
やっぱり空の下がよかったかなー、だって。
自然の花だもの、本当に一番良い姿でいられるのは、やっぱり空の下......なんだろうね。

060928e.jpg

紫苑の別名の一つ、加乃志太(かのした=鹿の舌)の由来は、この葉っぱの形からきているんだ。花に近くなればなるほど、この葉の形は滑らかな細く小さい形になっていきます。

ao060928d.jpg切り口はこんな感じ。中心は綿のような繊維質でできているよ。

背の伸びた株の、半径50cmほどの範囲では、新しい株がたくさん芽を出しています。

残念ながら冬には一度枯れちゃうんだけれど、また春になったら同じところから新芽が出て背を伸ばしていくんだ。

来年の今頃は、もっともっと、たくさんの花が咲くんだろうね。

そろそろバトンタッチ。

ao060924a.jpg蒼ちゃんも3~5分咲きになってきました。

でも、全然見えなーい!

仕方がないので、またまた部分的なカット写真。

ao060924b.jpg


ren:「東鎌倉のお寺の紫苑も、背は高いものばかりだったけど、これほど高くなかったよなー」

んー、確かに。
renの書いた小説の中で、僕は紫苑の陰に隠れるっていうシーンがあるんだけど。
こんなに丈が高い設定じゃなかったよねぇ?
それにしても、全体の花の姿が見たいよ。

そして、下は白の様子。

 

haku060924a.jpg haku060924b.jpg全体的に隙間なく花が咲いてます。
小さな写真は、一番初めに咲いた株の花。
だいぶ彩度が落ちて、花の終わりを予感させます。

雨が降らない日は、たくさんの虫たちが、蜜や花粉を取りに白のところに集まってくるんだよ。
このあたりの秋は、思ったよりも花が少ないのかな。
さしずめ、お庭のレストランって感じ。

今日も満員御礼でした!

ふたつの成長の違い

白の成長が止まりました。

haku060902a.jpg白=1m30cm

haku060902b.jpgほんのり色づき始めた、白のつぼみたち。

去年もそうだったけれど、つぼみが大きくなり始めると、紫苑は背を伸ばすのをやめちゃうみたい。
きれいな花を咲かせるために、栄養を花に向けて送るんだね。

 

 

ao060902a.jpgそして蒼ちゃんといえば......。

蒼ちゃん=2m55cm

ますます背高のっぽに。
先を見ると、前回は見られなかったつぼみが。
でも、まだ小さくて硬そうだね。

元々蒼ちゃんは背が高い種類の紫苑みたいなんだけど、こうして地植えにすると、どこまでも伸びていきそうな勢い。

ren:「これじゃ、全体とっても画像が小さくなるから代わり映えしないなー」

 

ao060902b.jpgそこで、そばにあるガーデンベンチに裸足で立ったrenは、背伸びしてぎりぎりまで伸ばした手で蒼ちゃんの先っちょを引き寄せて、何とか上のほうの写真を撮ったんだ。

ren:「それにしても背ー高すぎ。参っちゃうな、ハハッ」

でもね。
こうして青い空に向かって伸びる蒼ちゃん。
ちょっぴりいいなーって思ったよ。

僕らは普段、ほとんど眼下で咲くきれいな花の姿を見ているわけだけれど、蒼ちゃんや白、そして他の多くの植物たちは、この青くて大きな空に向かって一生懸命に成長しているんだよね。

僕らが感じているものと、花が感じているものって、同じようで、実は少しだけ違っているのかもしれないね。

身体検査開始。

2週間ほど前から、成長にもかなりの差が出ています。
ということで、今日から背比べを始めることにしました。
去年と同じ、それぞれの一番高い場所を測っています。

ao060503a.jpg蒼ちゃん=40cm

 

haku060503.jpg白=32cm

画像は二つとも、ほぼ等倍。明らかに大きさが違うでしょう?
背丈の大きい種の蒼ちゃんのほうが
やはり成長スピードも早かったので
不明だった蒼ちゃん株・白株、それぞれ確定です。

ao060503b.jpgところで今年、蒼ちゃんの株に異変がありました。

紫苑は一本の根から、いくつかの芽が出ます。
その芽のひとつに、先が二股になった葉っぱを持つ芽がありました。

実は、これ一枚だけではなく
発芽し成長したこの茎から出ている葉っぱは
みんな、先っちょが二股=ハートの形になっています。

何かの異常か、それとも突然変異?
「でも、面白いじゃない?」とren。

花が終ったあとの株分けするときに、ちゃんとわかるようにマークをつけておくんだって。
最後までハート型の葉っぱになるんだろうか?
不思議だね。

冬眠中ー。

toumin.jpg1月21日に降った雪で
地植えにした紫苑はすっかり雪の下に。

雪が降ると、本当はその下はあったかいんだよね。


植木鉢だと移動することで、暑さ寒さ、強い風から守ることが出来る。
でもその代わりに、根が自由にははれない。

地面に植えると、根は自由にはることが出来る代わりに、霜が降り、雪が降って、自然の洗礼をそのまま受けることになる。

でも、そうしてより強く環境に順応する力をつける。

あるがままにね。

今は紫苑も冬眠中、です。

あけましておめでとうございます!

2006年が始まりました。
この冬、何度も霜が降りて、冬の花のパンジーまで弱っています。

去年、鉢から地面に移植した紫苑。
きっと、大丈夫だと思うんだけど、ちょっと心配。

3月の終わりには新しい芽が出ると祈って、僕も春が来るのを楽しみに待っています!

鹿の舌っていうのはね......

sion_kanosita.jpg紫苑が鹿(か)の舌っていう別名を持つのは、知ってるかな?

それは、こんな風に一枚一枚の葉っぱが、細い楕円の形をしていて、それが鹿の舌のように見えるからなんだって。

確かに言われてみれば、そんな気がするよね。

ha050527.JPGでも、大きくなった葉っぱのふちは、ギザギザになっています。

なんだか痛そうだよ。

花言葉は「君を忘れない」なのに。

haku050511.jpgねぇ、みて!この葉っぱ、まっすぐ立ってて姿勢いいでしょ。「お行儀がいいなぁ」と、renはちょっと感心してたよ。
この葉っぱ、測ってみると30cmありました。今一番背が高い葉っぱです。
葉っぱの中には、傷が目立つものやチョット縮れたようになっているものもあります。
renは「鉢植えだからね。やっぱり根っこに無理が出てくるから、葉っぱの成長にも影響があるんだと思うよ」といっているけれど。

僕は知っているんだ。
一度だけ、renが忙しくて水やりを忘れちゃったことを。
この季節、紫苑はどんどん成長しているから、土が乾くと吸い上げる水が切れて、葉っぱにも影響が出るんじゃないかって思うんだ。
鉢植えは土が少ないから、まめにお水あげないと。ね。

ao050511a.jpgそれでも蒼ちゃんは驚くぐらいの成長を遂げました。
一番長い葉っぱで30cm。あっという間に白に追いついちゃった。
しっかり根っこががついた証拠だね。よかったー!

でも、蒼ちゃんの新葉を見つけたrenが、急に大騒ぎし始めたんだ......。

「出たー!出た出た出たーーーーー!ハダニがぁーーーっ!」

ao050511b.jpgもう。落ち着いてよーくみてよ。
あれは、紫苑の葉の先がエンジ色になってるだけでしょ!
白の、今年初めて出た新芽を思い出して。
エンジ色の角みたいなのがにょきにょき出てたでしょっ。
もう忘れちゃったのかなぁ......やれやれ。

でも、そろそろ本当にハダニがやってくる季節なのは違いないし。
これからは特に注意して観察しなきゃいけないな。